カルタ大会後日談

先日カルタ大会を開催したときのこと。
世話人さんと一緒に「昔は『いろはカルタ』ってのがあってね・・」などと子どもたちに話しておりました。
「じゃあ『いろはにほへと』ぜんぶわかる?」ということになり、黒板に「いろは〜〜ゑひもせすん」を書き連ね、大人も必死になって「犬も歩けば棒にあたる」以降を埋めていったのです。
さすがに物知りの世話人とて全ては埋まるはずもない。さすがに子どもたちにゃわからないでしょ、なんて話をしてると、1人の子が次から次へと「『に』でしょ、憎まれっ子世に憚る」などと答え始めたのでした。
これには世話人一同も驚愕。いったいいつ、どこで覚えたのか、ことわざの意味はわかってるのか、中にはその子が言ってることわざは本来の犬棒カルタにあるのかどうかすら怪しくなってしまったのでした。
そこで、次回開催の17日までに「犬棒カルタの空白を埋めよう」ということになったのでした。
世はインターネット時代。他人様の脳みそ(webページ)が瞬時に検索可能な時代。やっぱり何件かありました。*1
webで調査した限りでは「いろはかるた」と呼ばれるものにも江戸、上方、尾張地方版が存在し、それぞれで若干採用していることわざが違うらしいということが判明。子どもが言ってたのも世話人の(おぼろげな)記憶もいずれもおおむね正しかったのでした。
「いや〜、インターネットって本当に便利ですね。」と一同感嘆。

*1:今回参考にさせていただいたのはこちらhttp://www.tokaido.co.jp/lab/wada/iroha.htm