本日は朝からほぼ満室

朝一番にお越しくださった俳句グループ、どうやら部屋の予約をなさっていなかったようす。幸い一室だけ空いてたのですが、「足が悪いもんがおおいから畳の部屋じゃ・・・」と洋室をご希望。
ところがこんなときに限って各洋室ではそれぞれにパソコン使った研修や制作活動で押さえられてる。しかも館内LANケーブルは和室には這わせていません。いずれの活動も譲るわけにはいきません。やむなく和室で勘弁してもらうことに。
「まあ、予約してなかったけど空いてるだけマシだと思って・・」ととりなし、何とか事なきを得たのでした。

保育園未就園児のお母さんたちが

一年間の活動記録写真をつかって卒業制作をしています。
インクジェットプリンタ用透明フィルムに子どもたちの写真を印刷。透明なCDケースに貼り付けて記念品作成です。
一年間の活動を振り返りつつ、デジカメやパソコンの使い方を学びつつ、どうしても家にこもりがちなこの時期に旧知のメンバーと集う楽しいひととき。
どうも茶飲み話に終始することも多いみたいですが、田舎町の三世代同居のかたもおおいようで、お出かけするのにもなにかと理由は必要なようです。
ともあれ、楽しくあつまれるのはよいこと、よいこと。

最近気になるロビーの風景

わが山村開発センターロビーにはインターネット閲覧用パソコンを置いてます。
1月に入ってからでしょうか、にわかにパソコン利用者が増えました。
というのも、受験を目前に控えた中学3年生たちが連日夕方まですごして帰るのです。帰宅前のささやかな現実逃避の時間なのでしょう。
でももうすこし愛想よくしてくれないものか。まあ、彼ら(彼女ら)に施設利用の仕方とともに礼儀やけじめを教えていくのも我々の大事なツトメ。大目に見つつ、誰もが楽しく集える場づくりに一役かってもらえないかと思案中。

実はこの日、

地元の霊峰「十種ヶ峰」ではリーゼンスラローム大会というスキーの大会も行われていました。当初から大会予定はわかっていたことなのですが、同じ町内にありながらイベントをぶつけてしまうのはやっぱり良いことではありません。今回きてくれた小中学生たちにももっと雪山に親しんでほしい、と口では言ってみても、大会に別の行事をぶつけるようではいけません。ちっちゃな町ですから、それぞれがそれぞれを応援し合えるような関係を作らなきゃならないのに、これじゃミゾを深めてるようなもの。大いなる反省事項です。

エンジョイニュースポーツ大会

徳佐体育協会と徳佐公民館の共催でおこなったこの大会、申込の出足が今ひとつ(というか、かなり)良くなかったのですが、幸い多数の中学生たちが駆け込み申し込みをしてくれました。
おかげさまで会場となった阿東東中学校体育館には約80人(ちょっと水増し申告)が集まりました。
今回のテーマは「来場者みんなで、いろんな種目に挑戦」ということで、正味3時間の1時間目をグランドゴルフと綱引き、2時間目でおなじみソフトバレーボール、3時間目にはにチャレンジしました。(ハードなプレーが難しい方にはペタンクをご用意しました。)
下は小学1年生から上は80歳近く、プレーできないお年寄りも目を細めて楽しげに応援なさってくださり、幅広い年代層が集まった会場には笑顔が絶えません。
一昨年度から「欲と二人連れでもいいから」とにかく来てもらおうと、大量の参加賞を準備し、前宣伝にも努めたのではありますが、この効果もあまりたいしたことはないみたい。
昔に比べれば休日の過ごし方をどうするかという選択肢も人それぞれ。ちょっと足を伸ばせばいろんな洗練された企画や楽しいアミューズメントがあるわけですから、我々の企画もそうしたものとの競合に打ち勝てる魅力をアピールしなきゃならないのです。田舎のちいさな町ではあっても地縁・血縁はだんだん薄れ、本来コミュニティの良さとして認識してもらいたいところがことごとく「わずらわしさ」や「しがらみ」になってるのも現実。
公民館で取り組む様々な活動はほとんど全てこの「わずらわしさ」を「楽しさ」「喜び」「生きがい」としてとらえるためのもの。それぞれがこの田舎町での生活をもっと楽しくするためにも、いろんな方法でかかわりをもってほしいのですが・・・そのためにはある程度の組織的な動員やむなしか・・・できれば楽しい演出や洗練された企画でこちらを振り向かせたい。
NHKの番組「」に出演なさっておられるご近所さんの奮闘を見るにつけ、さて、わが町で果たしてこんな話し合いが持てるのか正直不安です。)