なぜこの時期に?総会開催。

わが公民館ではいろんな団体の事務局をおおせつかり、何通かの預金通帳を預かり、会計管理をしているのが現状です。
その中で、異彩を放つのがこの俳句会。
基本的に一趣味の会であるところの俳句愛好者の集まりのはずなのですが、約20年来にわたって公民館も共催となってる「さくら祭俳句大会」を開催していたり、かつてこの愛好者グループの草創期からかなり長い期間にわたって資金面を始めいろんな事務補助をしてきておりました。
もともとわが公民館を活動拠点として「公民館俳句グループ」と名乗って活動をしておられたのですが、草創期メンバーはそのまんま美しくお年を召され、新たな会員獲得もなかなかママならず、そのうちに後ろ盾となっている公民館の予算は削られ、まるで中山間地の農村地帯をちっちゃくしたような状況となってきました。(このあたりはいずこの公民館でも同様の事態が起こっていると思うのですが)
そこで平成9年、あらたに町内の俳句グループに呼びかけ、新生「阿東町俳句会」としてその活動の火を絶やさぬように、また、春の句会もしっかりと続けていこうじゃないか、ということになったようです。(このあたりには若干の脚色もはいってます。)
まあ、滑り出しこそは順調であったかに見えたのですが、その実、会員さんたちはその会則の存在すら知らぬまま、そして「町俳句会」と名づけたにも関わらず、町民の皆さんに認知されてるとはどうも言いがたく、会員のジリ貧は続いている。そして会員相互には目に見えぬミゾが・・・
そんなわけで開催の時期はともかく、今所属している会員全体で今いる状況をしっかり捉えなおし、情報共有をした上で今後の活動を円滑に円満に、これまであった齟齬についてもお互いに確認しあって再スタートを切ろうじゃないか。
ということになりました。
かなりお年を召された会員のみなさんにはわかりにくい点もあったかに思いますが、なんにせよ「俳句をたのしく、みんなでけんさんしょうや。」という一点で再結集できそうな雰囲気になったようです。
さあ、今後は会の活動として改めて吟行ツアーを計画したり、新たなお仲間を増やしたり、ちっちゃな句会でもひらいたり、楽しいことばかりを計画して欲しいものです。そしてその楽しさがまわりに伝わっていくことをねがってやみません。