徳佐老人クラブ、保育園児に昔の遊びを

老人クラブ、いろんな遊び道具をもって地元保育園を訪問。今回持参なさったのはおはじきにお手玉、竹とんぼ、竹馬、紙ヒコーキ、弓矢など。園児たちにはどれもなかなか思惑通りには行きません。
いまやご家庭にもコンピュータゲームがあふれ、田舎の園児とて例外ではないようです。ボタン一発操作とはわけが違う。
持っていった品々はひとつずつ見れば単純なものです。指先使って体使って、友達と遊べばルールも決めて、それをみんなで守って、たった30分や1時間くらいじゃ竹馬なんてとても乗れるはずもなし。単純だからこそ知恵や工夫や根気や譲り合いや力や技やことばが必要になるんです。
今回園児たちにとってはちょっと難しかったようですが、老人クラブのメンバーは久しぶりにチビッ子と戯れる方もおおく「毎日じゃ困るけど」といいながら目を細めながら名残惜しそうに保育園を後にしたのでした。
取材に行った公民館主事自身もこんな和やかで楽しい時間ならば大歓迎です。次回もぜひ声をかけてくださいね。(などと書いたところで老人クラブのメンバー誰一人このページを目にすることはないでしょう。)