昨夜からの積雪は

こと、わが徳佐地区では数センチと言ったところ。ところが同じ町内から通勤をなさっている方によると、「生雲のほうが多いね」とのこと。
山口県内では豪雪地帯として知られているわが町阿東町ですが、実は近年雪の積もり方がかなり変わってきているようなのです。
以前阿東町では1月から3月にかけてすっかり根雪に覆われていたころには、町内でも標高が高いところから順に積雪量が多いのが当然だった。
ところが、温暖化が叫ばれるようになり、現実に地元十種ヶ峰スキー場も年間数日リフトが動く程度となり、たまに降る雪はといえば一番標高の高い嘉年地区では全く積もらず、生雲や篠目のほうがかえって多いということがたびたび。
よく言う「冬型の季節風」もなかなか安定せず、寒波の張り出し方も以前とは変わっている様子。根雪なんかはもはやありえません。
おかげで、「降れば土砂降り*1」だしドカ雪、降らなきゃ徹底的に降らない、そのうち四季は無くなって「二季(雨季と乾季)」になるんじゃないかという説もあるほど。
今朝からはらはらと雪が降り続いております。来る2月8日には十種ヶ峰でも開催予定。下界の雪は溶けて欲しい、十種ヶ峰にはど〜んと積もって欲しい、そんなわがままな思いを抱きつつ窓の外を眺めるのでした。

*1:英語の諺にというのがあります。ただしここでは文字どおりの意味。集中豪雨・局地的な大雨など、現実にこうした現象が多くなっているようです。