ようやく冬らしくなったような

気がします。
ただし、本日は町内全域のお年寄りを対象として毎月一回開催される「生涯大学」開催日。なにもこの日にやらなくても、と思わせる最悪の天候。月並みな「足元の悪い中」というお題目くらいじゃ全くことばが足りません。
三々五々お越しくださるみなさんは口々に「悪い日になりましたの〜」。
でも思い出してください。あなたがた自身が子どもだったころを、我が子、わが孫が小さいころを。一面の銀世界にわくわくしたはず。なんてったってわが町はかつて「山口県の北海道」と呼ばれたところ。
いまだに小中学生は十種ヶ峰にスキー教室に行きます。雪が無かったら中止です。寂しいじゃありませんか。
さいわい今回の積雪のおかげで小中学校スキー教室第一弾はばっちり出来るみたいです。うれしいじゃありませんか。応援しようじゃありませんか。
ロビーでの会話を聞いてみると「わたしゃ足元がおそろしゅーて」などという愚痴めいたことばに混ざって「やっぱり、だいしょー雪がふらんにゃー冬が来た気がしませんいね〜。阿東町らしゅ〜ない。」「孫がスキー教室行きましたいね。」という声。
いや〜、やっぱりわかっていらっしゃる。
これに続いて「田んぼに水が足らんにゃ困りますケーの」
そうです、スキー教室よりも水不足のほうが切実なのでした。