にようやく初雪。

全国的な地球温暖化の影響でしょう、積雪量が目に見えて減っとります。
もちろんわが町も例外ではありません。タイトルにある「山口県の北海道」という異称も恥ずかしくてあまり口に出来ない状況です。(夏はそれなりに暑いし。)
かつては12月末から3月くらいまでは根雪となって残るのが常だったのですが、もはやそんな状況は望めない。
地元の小中学生対象のスキー教室も中止になることがたびたび。
わが町に生まれ育ったからには「スキーくらい出来て当然」ということはなくなってしまうのではないでしょうか。
こんな気候が続くと、わが公民館のお客様たちの会話も「雪なんて降らなくてあたりまえ」に変わってきます。確かに降らなきゃ助かることのほうが多いとは思います。タイヤも替えなくてすむ、雪かきも面倒だし、凍結も恐ろしい。
でもちょっとまて、よく考えてみましょう。
わが町から雪景色をとったら後になにが残るというのでしょうか。田んぼだらけの田舎町ですよ。せめて雪でも降ってもらわなくちゃセールスポイントもなくなってしまいます。「えっ、スキー場あるの?すごいね。」「えぇ、まあ。(小声で)天然雪待ちですけど・・」てな会話も成り立たない。
それに冬季の積雪が少ないとわが町の基幹産業であるところの稲作で必要な水が確保できなくなるとも言われます。
地球温暖化の影響には敵わないわけですが、せめてお子さんたちには雪の上を転げまわって遊んでもらいたいと思います。
ともあれこれから迎える冬本番が楽しみでなりません。